中国ーGW 国内のマナー違反者達

現在の中国はGW長期休みを国慶節春節に移行したため、今年のGWは週末を挟み3日間となっている。
旅行ブームにともなって、全国各地から観光名称へ出かける人も最近多く見かけるようになった。

日本のメデイアは中国観光客は記念撮影の為、桜の枝を折ったりするマナー違反行為の報道は記憶にあたらしいと思います。
これらの行為は中国国内のメデイアでもとりあげられ、多くの人が感心を寄せている。

読者のみなさんもご周知のように、現在中国ではマナー違反者に対して、ブラックリストというのが存在しはじめ、マナー違反行為者撲滅に力を入れているのはしっていると思います。しかし、十数億もの国民を抱える国にとってそう簡単にマナーを守らせるのは難しい。

みなさんが目にしているのは、日本に来られた中国観光客達。特に、「爆買い」する群れに対する偏見も少なくはないと思います。
小生も日本と中国を行来する度に、不思議に感じる出来事があります。よく海外主張しているサラリーマンなら解ると思いますが、中国国内空港ではルールを守らない人が、日本の空港に到着するとルールを守っているのです。やはり環境は人を大きく変えるようですね。

ことわざにある「旅の恥は掻き捨て」がありますが、日本人と中国人の「旅の恥は掻き捨て」の差が大きいと捉えるしかありません。
「マナーは守らない」、「ごめんなさいが出来ない」、「言い訳だけが先行してしまう」といった行動は本当に受け入れられない。だが、このような行動を取っているのは、初海外旅行者に多い行動。
「爆買い」もそうです。多くの品を大量に購入している中国人が金持ちかというと、違うのです。彼らは金持ちでも、セレブでもないのです。「お金あるだけで、マナーは出来ていない」と偏見はあると思うが、彼らは「代購」身分です。
海外へ旅行する為には、幾つものハードルを超えなければならないお国柄。職業安定していないといけない。銀行口座にある一定の貯金がないといけないなど、これらの証明を提示出来ない人は旅券の発行すら出来ないのです。

数年前の話しになりますが、小生も機内で一度だけキレた出来事がありました。飛行機が滑走路に入っても電話している中国人のおばちゃんがいました。 私は乗務員に知らせ、乗務員はそのおばちゃんを注意したにもかかわらず、飛行機が走りだした際に再度電話し初めたのだ。小生は流石にキレた。そばにあった 枕、毛布などをおばちゃんに向かって投げ込んでしまった。小生も当時の行動は正しいとは思っていませんが、「一緒に心中するのはごめんだ!」が当時の心境 でした。

運良く、周りのお客さんからクレームや偏見な眼差しを受けなかったが、飛行機が安全高度に入ったあと、おばちゃんの側へ行って謝ってきました。おば ちゃんが言うには「飛行機に乗るのが初めてで、怖かったから電話していた」と話す。気持ちは解るが、数百人の命の方がもっと大切と飛行機に乗り慣れている 人は思うが、初めて飛行機に乗る人もいるのです。せっかくの飛行機旅の思い出に影を残すといけないと感じ謝った小生だった。

またある時、機内で日本食が出された際、隣に座っていた親子の会話が聞こえてきたのです。
息子さん「どうやって食べるの?」と彼の母に聞く。
彼の母「隣の人の食べ方を真似ればいいよ」と答える。
当時、小生も若かったので、「手摘みで食べたら真似するのかなぁ」と心の奥底で考えていたが、やはり出来ないのよね。
こういう小さな出来事が一生の思い出になったりするんですよね。
この旅でその親子もきっと一回り大きくなったと思うし、小生も一回り大きく成長したと実感した。

本記事は短いので、文章を引き伸ばしてみました。
中国国内もGW、マナー違反者の行為もネット上で暴露されている。
木に登る、枝を折る。子供のトイレ問題など、こんなの中国国内では屁でもない。
これは流石にありえないだろうという内容を選んでみました。

4月30日、河南省鄭州市の空港から北京行きの航空機内での出来事。航空機機内での出来事航空機機内での出来事航空機機内での出来事